その他の知っておくこと

特定の難しく思える権利に関して私達は無知であることがあります。無知であるというのは、単にその権利に関して詳しいことを知らないと言うことだけで無く、そのことに関して誰にも相談せずに自分で行うしかない、という誤った見方をしてしまうことがあります。もちろん自分で全てを行うことは可能です。しかし誤った知識を持ったままそれを行うと、契約や手続き、公称の際などにおいて私達の側に不利に働くことがあります。ですから、それを仲介してくれる企業や、弁護士に相談することなどを、ないがしろにしないことが、成功する秘訣とも言えるかもしれません。

特に、譲渡や相続時のトラブルに関しては、そのように依頼したり相談した方が良い、とも言えます。もちろん、それらにはある程度の費用が必要となりますが、それは自分で全てを行ってしまって発生した損失よりもかなり小さいものとなることが多いですので、一度そういったことについて調査し、方法について検討されることをお薦めします。これは、人間対人間の契約なので発生しうることですから、そういったサービスで助かることは大きいでしょう。

ぜひ借地権について知っておき、発生しうるトラブルにも対応出来るようにしておきましょう。

借地権は売却、買取り、相続できる?

借地権はそのように、買い取って貰うことができるほか、売却・譲渡する事も出来ます。これはあくまで、地主の許可があってはじめて行えるものですが、不可能ではありません。また、借地権は、契約者の死亡によって、相続されることがあります。この相続に関しては、地主の許可は必要ありません。ただし、契約者は変わってしまい、地代を支払う人も変わってしまうのでそのあたりでトラブルになることもあります。基本的には、相続されたという理由で地主が契約を破棄するといったことはできません。

そのほかには、ここで挙げた借地権の売却、または譲渡等に関して、本人同士だけで行えば話し合い等がうまくいかない場合もあります。そこで、売却や譲渡等の話し合いや手続きを代わりにおこなってくれる企業に依頼することも可能です。それによって、より正確で良い交渉が可能となります。

もし地主側がなんとしても土地を売却することに対して反対する場合は、法的にそれを訴えること、…ここでは『借地非訟』といいますが、それを行うこともできます。しかしこれには両行であったはずの、契約者と地主の関係が悪化してしまうなどのデメリットが大きいという点もあり、やはり穏便に解決することの方が推奨されます。

2つの主な借地権

まず、ここでは二つの基本的な借地権について取り上げていきます。借地権には、『普通借地権』と、『定期借地権』の主な二つがあります。普通借地権は、最初は30年、その次は20年、その次は10年、というかたちで、契約の更新が認められている借地権です。ですから、住居など、より長期にわたって用いられることを想定した建造物が建設される土地に適用されます。

また、契約年数の満了後地主が契約の更新を拒否した場合などのために、『建物買取請求権』という、借地権を買い取ってもらうことが、特定の条件下で認められています。これは、あくまで解約に正当な理由が認められない場合であり、たとえば借り主が地代の支払いを怠っていたりした場合は、地主による更新拒否は認められることがあります。これに対して50年という一定の年数で契約を行う代わりに、契約の更新が出来ないのが定期借地権であり、こちらはそもそも契約年数が確実に決まっており土地はその期間が満了した時点で変換しなければなりませんから、『建物買取請求権』もありません。

借地権には、主にこの二つの種類があります。前者は主に住宅などを建設する際に、後者は商業施設等が建設される場合に適用になることがあります。

借地権と建造物

家を建てるということや、借りるという行為は私達の生活にはすでに密着している行為と言えるかもしれません。確かに私達はどのようにして家を建てたり借りたりすることができるかという点などについて知っていますがまだまだ知らない点があるというのも認める必要があります。単に私達がアパートを借りたりマンションを借りたりする時には、その住居のことだけを知っておけば良いので、それ以外の深いことについて考えることはありません。というか、通常は考える必要はありません。しかし、将来新しく新築で家を建てるなどの用件が出来た場合、少なからずあることについて考える必要性が生じてくるかもしれません。それが、『土地』に関することです。

誰かが持っている土地は、その土地所油社の手によって売却したり貸与されたりすることがあります。そうすることによって、その土地を買った人や借りた人が、その土地に住居を建てたり商業施設を建設したりすることが出来ます。逆に言えば、買ったり借りたりしなければ勝手に建造物を建設することができないのはもちろん、土地所有者が許可しなければ借りることすら出来ません。そこで結ぶ契約(権利)が、『借地権』という、他人の土地を借りるための権利です。

普段借地権について触れることはないかもしれませんがそれについて知っておくことによってより世の中の仕組み、私達が住んでいる住居の契約の土台などについて知っておくことができるので、ぜひ簡単な知識だけでも知っておくようにしましょう。